【終了しました】2023/6/18(日) 木下惠介作品上映会『善魔』

特集『社会派映画監督・木下惠介』

木下惠介は戦前から戦後に渡り、日本映画の黄金時代を築き上げた一人と言えます。敗戦後、軍国主義が崩壊し民主主義へと大きく移行する中で、木下惠介は時代の空気を敏感に捉え、市井の人々を見つめ続け多くの社会派作品を世の中に送り出しました。
家庭崩壊により本音を隠して非行に走る若者たち、真実を探るもののモラルを逸し善魔化する記者、大学の絶対的権威と無慈悲な規則に反発する女子学生たち、通り魔に刺され死亡した息子のために国に訴えかける父親・・・木下惠介は鋭いまなざしをもって、社会に生きる人々の葛藤や苦悩等を映画で表現しました。
この特集を通じ、現在の世界で起きている様々な出来事について、木下惠介作品に常に内包されている社会への問いかけと共に、考えるきっかけにしていただければと願います。


Ⓒ松竹 1951

【作品詳細】
『善魔』
1951(昭和26)年、108分、モノクロ、スタンダード
監督・脚色:木下惠介/原作:岸田國士/撮影:楠田浩之/音楽:木下忠司
出演:森雅之、淡島千景、三國連太郎、桂木洋子、笠智衆、千田是也

【あらすじ】
劇作家・岸田國士の同名小説を、木下惠介が脚色・監督、野田高梧が共同脚本で映画化。人は善を貫くために時に魔の心を必要とすることの是非を問いかける野心作。かつて好意を持っていた政治家の妻の失踪事件を調査するよう上司から命じられた新聞社の社会部記者の倫理の失墜と葛藤。「善魔」と化していく若き記者を熱演する三國連太郎は、本作でデビューすると共に、役名をそのまま芸名とした。2023年、三國連太郎は生誕100年を迎える。

第2回ブルーリボン賞新人賞(三國連太郎)


【上映会概要】
日程:2023年6月18日(日)①10:00〜 ②14:00~
開場:上映30分前
会場:木下惠介記念館・アートホール
入場料:100円
定員:80名 
主催:木下惠介記念館(浜松市旧浜松銀行協会)
お申し込み:不要。当日受付のみ。上映一時間前より受付開始します。

■ 満員の場合は、入場をお断りすることがあります。ご了承ください。
■ 公共交通機関をご利用ください。お車でお越しの際は近隣の有料駐車場を
  ご利用ください。
■ 栄町パーキングをご利用の方には、事務所にて駐車券に駐車料金割引の
  押印をいたします。
■ 浜松駅バスターミナル3番のりばより全路線「鴨江アートセンター」下車。