【終了しました】2022/6/19(日) 木下惠介作品上映会『婚約指輪(エンゲージ・リング)』

特集『木下惠介の隠れた名作をめぐる』

「日本中を泣かせた監督」「昭和史を代表する監督」などの異名を持ち数々の名作を世に送り出してきた木下惠介は、2022年に生誕110周年を迎えます。今回は、日本映画史上では目立つ位置づけをされていないものの、木下惠介の才能を見て取れる「隠れた名作」をお届けします。映画賞や人気ランキングに縁がなくても、豊かな作家性と野心が反映されている作品を軽視することはできません。名作とは何か、を改めて考えながら「隠れた名作」をめぐりましょう。


Ⓒ松竹 1950

【作品詳細】
『婚約指輪(エンゲージ・リング)』
1950(昭和25)年、96分、モノクロ、スタンダード
監督・脚本・製作:木下惠介/撮影:楠田浩之/音楽:木下忠司
出演:田中絹代、三船敏郎、宇野重吉、薄田研二、吉川満子、増田順二

【あらすじ】
病弱な夫を持つ典子と、夫の新たな担当医師で若く壮健な江間は、いつしか互いに惹かれ合い不倫の渦に迷走してしまう。戦後に初めて渡米した日本人俳優として話題になった田中絹代の帰国後第一作。当時、黒沢明作品で脚光を浴びていた三船敏郎が出演した唯一の木下惠介作品であり、三島由紀夫も本作を大絶賛した。


【上映会概要】
日程:2022年6月19日(日)①10:00〜 ②14:00~
開場:上映30分前
会場:木下惠介記念館・アートホール
入場料:100円
定員:80名 
主催:木下惠介記念館(浜松市旧浜松銀行協会)
お申し込み:不要。当日受付のみ。上映一時間前より受付開始します。

■ 満員の場合は、入場をお断りすることがあります。ご了承ください。
■ 公共交通機関をご利用ください。お車でお越しの際は近隣の有料駐車場を
  ご利用ください。
■ 栄町パーキングをご利用の方には、事務所にて駐車券に駐車料金割引の
  押印をいたします。
■ 浜松駅バスターミナル3番のりばより全路線「鴨江アートセンター」下車。