常葉大学造形学部紀要21号に「浜松銀行集会所における日本楽器製造の家具について」が公開されました。

常葉大学造形学部教授の土屋和男氏と学生の金原紫乃氏が執筆された論考「浜松銀行集会所における日本楽器製造の家具について」が常葉大学造形学部紀要21号に掲載されましたので、お知らせいたします。

1930年(昭和5年)に建てられた浜松市指定有形文化財「浜松銀行集会所」(現浜松市旧浜松銀行協会)は、浜松出身の建築家・中村與資平が設計しました。白い外壁と玄関ポーチのアーチが特徴で、地中海沿いの街並みを彷彿とさせるスペイン風鉄筋コンクリート二階建ての建築物です。館内のインテリアと家具は当時の面影を残しています。家具は重厚で高級感があり、日本楽器製造株式会社(現ヤマハ㈱)の特注品です。当館も昨年土屋先生の研究調査にご協力させていただきましたが、論考はただいま常葉大学造形学部リポジトリにて公開されています。ご関心のある方はぜひご覧ください。

本文は下記のリンクよりご覧いただけます。
土屋和男、金原紫乃「浜松銀行集会所における日本楽器製造の家具について」『常葉大学造形学部紀要』第21号,2023.