2021/04/18(日) 木下惠介作品上映会『花咲く港』~春の章~

特集『木下惠介記念館開館20周年記念 わたしと木下惠介の春夏秋冬』

 木下惠介監督は生涯に渡り、人々の強さ、弱さ、美しさ、醜さなど、喜びや悲しみの物語を通して「本当の人間」を描き続けました。人間の一生は、めぐりめぐる「春夏秋冬」とともにあります。木下映画の中にも、それぞれの季節性が秘められています。
 春―豊かな自然あふれる田舎の牧場に帰ってきたストリッパーの女の冒険
 夏―太陽がさんさんと照る小豆島の小学校を舞台にした先生と生徒の愛の物語
 秋―野菊が咲く中いとこ同士の男と女が語り合う切ない思い出
 冬―雪山に捨てられる母と置き去ることができない息子の葛藤…
 木下監督、そして私たちが思い浮かべる「春夏秋冬」をそれぞれの作品に見ることができます。木下惠介監督への尽きぬ想いは私たちの春夏秋冬に織り込まれ永遠に流れていきます。


Ⓒ松竹 1943

【作品詳細】
『花咲く港』(1943年、82分、モノクロ、スタンダード)
監督・演出:木下惠介
原作:菊田一夫/脚色:津路嘉郎/撮影:楠田浩之/音楽: 安倍盛
出演:小澤栄太郎、上原謙、水戸光子、笠智衆、東野英治郎、坂本武、東山千栄子
※山中貞雄賞(同時受賞:黒澤明)

【あらすじ】
「世の中には真の悪人はいない」という理念で描かれる木下惠介初の監督作品です。九州南岸から船で渡る小島にやって来た悪いペテン師と、善良な島民たちとの一連の出来事が寓話的な形式で展開していきます。題名が示すように、あたかも春風に誘われて、木下惠介が映画の才能を開花させた記念すべき作品になりました。


【上映会概要】
日程:2021年4月18日(日)①10:00〜 ②14:00~
開場:上映30分前
会場:木下惠介記念館・アートホール
入場料:100円
定員:80名 
主催:木下惠介記念館(浜松市旧浜松銀行協会)
お申し込み:不要。当日受付のみ。上映一時間前より受付開始します。

■ 満員の場合は、入場をお断りすることがあります。ご了承ください。
■ 公共交通機関をご利用ください。お車でお越しの際は近隣の有料駐車場を
  ご利用ください。
■ 栄町パーキングをご利用の方には、事務所にて駐車券に駐車料金割引の
  押印をいたします。
■ 浜松駅バスターミナル3番のりばより全路線「鴨江アートセンター」下車。