【終了しました】2021/02/21(日) 木下惠介作品上映会『永遠の人』

上映特集『美しく闘う―木下映画の彼女たち』
 木下惠介監督は、日本社会における女性像をモチーフに物語を描くのが得意だと言われます。木下映画のカメラが映し出す彼女たちは、戦前戦後にわたる膨大な変革と発展を迎える時代に、それぞれの立場から、女性らしい強みで社会と闘っています。
 男女格差、階級問題、因習との葛藤などの社会問題の中に、フェミニズムやヒューマニズム的な要素が見えてきます。没落華族、人妻、亡霊、母親、ストリッパー、芸者…様々な性格を持つ彼女たちは、ただ映画の中に存在する記号のようなキャラクターではなく、私たちの日常生活の中にもその姿を見つけられるかもしれません。
 本特集では、木下作品の中でも特に、美しい彼女たちの闘いを語ってくれる6作品を上映いたします。


Ⓒ松竹 1961

【作品詳細】
『永遠の人』(1961年、107分、モノクロ、シネマスコープ)
監督・脚本:木下惠介 
撮影:楠田浩之 音楽:木下忠司
フラメンコギター:ホセ勝田 唄:宇井あきら 
出演:高峰秀子、佐田啓二、仲代達矢、乙羽信子、石濱朗、田村正和、東野英治郎
第34回アカデミー賞外国語作品賞ノミネート、1961年度キネマ旬報ベスト・テン第3位

【あらすじ】
地主の息子に犯され意に反して結婚した夫を憎み、自らの一生を賭けて不条理な運命と闘う女性を高峰秀子が演じます。第34回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされました。

【上映会概要】
日程:2021年2月21日(日)①10:00〜 ②14:00~
開場:上映30分前
会場:木下惠介記念館(浜松市旧浜松銀行協会)
入場料:100円
定員:80名 
主催:木下惠介記念館
お申し込み:不要。当日受付のみ。上映一時間前より受付開始します。

■ 満員の場合は、入場をお断りすることがあります。ご了承ください。
■ 公共交通機関をご利用ください。お車でお越しの際は近隣の有料駐車場を
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■ 栄町パーキングをご利用の方には、事務所にて駐車券に駐車料金割引の
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■ 浜松駅バスターミナル3番のりばより全路線「鴨江アートセンター」下車。