2020/9/19(土) 〜 10/18(日) 企画展「Colorful Identity 木下惠介ネクタイコレクション展」

　本展は、日本を代表する映画監督の一人である木下惠介が生前愛用した「ネクタイ」を切り口に、「木下惠介とネクタイ」をテーマに開催します。
　「ネクタイ」は、1851年、ジョン万次郎がアメリカから日本に帰国する時、持ち帰ってきたのが最初と言われてあり、第二次世界大戦後、高度経済成長期に入ると、サラリーマンの必需品として需要量が急増し、これまで100年以上にわたり、現代社会における男性のアイデンティティを示す重要な象徴になっています。
　木下惠介は、昭和の巨匠であり、当時の著名人の中でも特に服装に気をつかう人物だったと言われています。それぞれの場面で違う色や柄のネクタイを着用し、自らのアイデンティティを周りに示してゆきます。ネクタイに対する強い美意識は木下惠介の作中にも感じられます。本展では、木下本人の日常づかいのネクタイから映画作品中の衣裳としてのネクタイに見られる木下の美意識まで、所蔵品を通し知られざる「木下惠介」を紹介します。

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ギャラリートーク
本展企画担当スタッフによる展示解説を行います。
日時：9月27日（日）14：00～15：00 / 10月4日（日）14：00～15：00
定員：各回10名（先着順）
費用：無料（常設展観覧料内でご参加いただけます。）
※各回開始5分前に、１階ロビーにお集まりください。

・マスクご持参の上の着用をお願いいたします。マスク未着用の方はご入場をお断りさせていただきます。
・場合により入場者数を制限することがあります。
・入場時に検温を行います。ご協力ください。
・出入口に消毒液を設置いたします。手指の消毒にご協力ください。
・体温が平熱以上の方、体調がすぐれない方のご参加はご遠慮ください。
・感染症対策のため、開催形態の変更や延期の可能性があります。あらかじめご了承ください。
・会場内の写真が木下惠介記念館のウェブサイトなどに掲載されることがあります。