「カラフルな世界をつくって知ろう!木下惠介の色彩表現」ワークショップ参加者作品上映

 

常に革新的な映像表現を求めて、実験精神にあふれる作品を生み出してきた、映画監督・木下惠介。1951年に日本メジャー映画初の総天然色(カラー)映画『カルメン故郷に帰る』の製作に成功した木下監督は、その十年後、『笛吹川』(1960年)で、それまでにだれも見たことのない映画の色彩表現に挑みます。そのユニークな手法とは、白黒映画に、一部あとから色付けをするというもの。

そんな木下惠介監督の色彩表現を体験するワークショップを、 当館のお向かいに位置する浜松市鴨江アートセンターの1階ロビーで開催しました。( 開催期間:2025年7月20日(日)~27日(日) )

ワークショップ詳細

参加者は、こま撮り動画をつくるアーティストのすずしさんによる手描きの白黒のアニメーションフィルムに、色鉛筆で色を塗ることで、独特の色彩表現を楽しみました。

木下惠介記念館では、ワークショップ参加者が色をつけたフィルムをすずしさんがこま撮りして製作したアニメーションを上映しています。白黒の世界に、参加者が思い思いに色彩を施した作品を、ぜひご覧ください。


※再生時間:1分03秒(ループ再生)

※予約不要。会場へ直接お越しください。


アーティスト】

すずし

浜松市生まれ。浜松市在住。箏奏者。ふろくつきのzineを作ったり、工作したり、ゆるいこま撮り動画やアニメーションを作ったりしている。

吉田朝麻氏とともに「箏」の音色と電子音が融合するエレクトロユニット「オコトロン」を結成したり、リソグラフ等の印刷物制作ができるパブリッシングスタジオ「プスプス byZING」を二人で運営中。

アーティスト6人が集まった「そろそろ art in progress」のメンバーとしても活動中。


浜松市鴨江アートセンター
ホームページ
https://kamoeartcenter.org/


上映日:2025年9月9日(火)~9月14日(日)
上映時間:10:00~16:00
会場: 木下惠介記念館  2Fアートホール
対象:どなたでも。
定員:なし
参加料:入館料 100円(70歳以上、障害手帳をお持ちの方、高校生以下:無料)
主催:木下惠介記念館(浜松市旧浜松銀行協会)・浜松市鴨江アートセンター(指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ)



・会場内の写真が木下惠介記念館と浜松市鴨江アートセンターのウェブサイトなどに掲載されることがあります。