2026/3/15(日) 木下惠介記念館映画上映会『この天の虹』

特集「田中絹代よ永遠なれ」

日本映画界の偉大な女性映画人・田中絹代は、14歳で松竹に入社してから67歳で亡くなるまで50年以上を映画に捧げ、約260本もの作品に出演、さらに6本の映画を監督しました。その姿は、没後50年をまもなく迎える今日に至るまで、深く映画史に刻まれています。

戦中から戦後にかけて、純情派から一流の演技派俳優として成長する中で、溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜男などの日本映画を代表する名監督から絶大な信頼を得た田中絹代が、特に革新的な演技を見せたのは、木下惠介の監督作品でした。田中と木下の二人は共に映画への不屈の愛と情熱を宿し、日本映画を牽引しました。本特集では、その強い絆を象徴し、二人の映画人の魂が重なる作品を紹介します。


©1958松竹

【作品詳細】

『この天の虹』
1958(昭和33)年、106分、カラー、シネマスコープ

監督・脚本:木下惠介/撮影:楠田浩之/音楽:木下忠司
出演:田中絹代、高橋貞二、久我美子、田村高廣、大木実、川津祐介、笠智衆

日本が高度経済成長に突入する頃、当時「東洋最大」の八幡製鉄所(現・日本製鉄)の社宅に住む人々を中心とした群像劇。日本の明るい未来の象徴とされた、工場から立ちのぼる「七色の煙」の描写と対比的に、人々の恋愛や家族の姿を素朴に、誠実に描いた作品。優秀でありながら製鉄所の体格規定に落ちた息子をあたたかく支える母親を田中絹代が演じる。


【上映会概要】
日程:2026年3月15日(日)①10:00〜 ②14:00~
開場:上映30分前
会場:木下惠介記念館・アートホール
入場料:100円
定員:80名
主催:木下惠介記念館(浜松市旧浜松銀行協会)
お申し込み:不要。当日受付のみ。上映一時間前より受付開始します。

■ 満員の場合は、入場をお断りすることがあります。ご了承ください。
■ 公共交通機関をご利用ください。お車でお越しの際は近隣の有料駐車場をご利用ください。
■ 浜松駅バスターミナル3番のりばより全路線「鴨江アートセンター」下車。