【終了しました】【KAMOE まざる DAYS】2024/9/23(月・祝)特別上映『カルメン故郷に帰る』&シネマサロン「スクリーンの高峰秀子/オフスクリーンの高峰秀子」【はままつプラチナ倶楽部共催企画】

<おしらせ>定員に達したため、お申込み受付を終了しました。

2024年、日本映画を代表する女優・高峰秀子は生誕100周年を迎えました。この記念すべき節目に合わせて、日本初のカラー映画『カルメン故郷に帰る』(1951年)の特別上映と、メディア研究者の加藤裕治氏によるシネマサロンを開催します。
スクリーンの中の高峰秀子は、特に木下映画においては「日本の母」や「麗しき妻」など、心震わす名キャラクターを多く演じ、日本中に感動をもたらしました。一方、オフスクリーンの高峰秀子は、映画ファンにおなじみのイメージとは別に、おしゃれで優雅な生活を送りました。スクリーンとオフスクリーンの間を揺曳する高峰秀子の人物像、その両面性こそ高峰秀子の役作りに重要であったと思われます。
木下惠介の映画に12本も出演した高峰秀子の最初の出演映画『カルメン故郷に帰る』は、ストリッパー役に挑む異例作となりました。このユニークな作品を切り口に、女優「高峰秀子」を再考する機会となることを願います。

本イベントは、木下惠介記念館と浜松市鴨江アートセンターの両館を会場に開催する「KAMOE まざる DAYS」のプログラムとして開催します。


©『カルメン故郷に帰る』1951 松竹

【開催概要】

・日時:2024年9月23日(月・祝)13:30~17:00(13:00開場)
・会場:木下惠介記念館 アートホール
・対象:中学生以上
・定員:40名(先着順)
・参加料:500円
・共催:木下惠介記念館(浜松市旧浜松銀行協会)・はままつプラチナ俱楽部


【プログラム】

13:30 開始

13:35~15:01 特別上映『カルメン故郷に帰る』(86分)

15:01~15:10 休憩

15:10~16:30 シネマサロン「スクリーンの高峰秀子/オフスクリーンの高峰秀子」
          ・講師:加藤裕治(静岡文化芸術大学文化政策学部文化政策学科 教授)

16:30~17:00 質疑応答

17:00 終了


©『カルメン故郷に帰る』1951 松竹

【上映作品】

『カルメン故郷に帰る』
(1951年、86分、カラー、スタンダード)

監督・脚本:木下惠介/撮影:楠田浩之/音楽:木下忠司、黛敏郎
出演:高峰秀子、小林トシ子、井川邦子、佐野周二、佐田啓二、笠智衆

高峰秀子が出演した最初の木下映画であり、日本初のカラー映画。東京でストリッパーをしているカルメンは、故郷に錦を飾るべく帰ってくるが、村民たちにインチキ芸術家として嘲笑され、名誉挽回のために村で「裸踊り」の公演を決定した。黛敏郎の作曲で高峰が歌う同名主題歌が戦後の軽やかさと共に解放感を引き出す。


【講師】加藤裕治(かとう ゆうじ)

静岡文化芸術大学文化政策学部文化政策学科教授。文化社会学の視座から、メディアや映像文化に関する研究を行なっている。最近の著作として「「村の記録」のなかの都市:テレビ・ドキュメンタリーに描かれた農村の変容」『変容する都市のゆくえ : 複眼の都市論』(共同執筆,文遊社,2020年)、『映像文化の社会学』(共著,有斐閣,2016年)など。2022年10月に木下惠介記念館で開催された「木下惠介生誕110周年記念シンポジウム 「木下惠介のまなざしを探る」」では、「木下惠介とテレビドラマ」のタイトルで報告した。


【はままつプラチナ倶楽部とは?】

「自分が輝き、みんなで輝き、社会が輝く」を活動コンセプトに、主にシニア層を対象に、元気、寛ぎ、学び、遊び・交流をキーに共に輝き、充実した生活を送ることが出来るよう、関係者、関係団体等と協働し、地域や社会に貢献していくことを目的としている。主に、はままつプラチナ交流サロンを、2か月に1回のペースで開催。映画、郷土の歴史や文化、偉人、産業、まちづくりなどをテーマに、講師(話題提供者)を中心にお話を聞き、そして皆で語り合う、交流サロンを開催している。これまでに招いた講師:榎本雅之(シネマイーラ館主)、横山俊夫(静岡文化芸術大学長)、斉藤行雄(谷島屋社長)など。


        

【申込方法】

お申込みにあたり必要事項をご連絡ください。メール、電話、窓口にて承ります。

・タイトル、日時「2024/9/23(月・祝)特別上映『カルメン故郷に帰る』&シネマサロン「スクリーンの高峰秀子/オフスクリーンの高峰秀子」」
・参加者の氏名、よみがな
・電話番号
・学年(高校生以下の場合)
・開催を知ったきっかけ

木下惠介記念館(浜松市旧浜松銀行協会)
静岡県浜松市中央区栄町3番地の1 
窓口:9:00~17:00(休館日あり)
TEL:053-457-3450 E-mail:k.m.m@keisukemuseum.org


■ 公共交通機関をご利用ください。お車でお越しの際は近隣の有料駐車場をご利用ください。
■ 浜松駅バスターミナル3番のりばより全路線「鴨江アートセンター」下車。