【終了しました】2020/10/17(土) 木下惠介作品上映会『香華 第一部 吾亦紅の章』

※2020年3月15日(日)新型コロナウイルス感染拡大防止のため上映会中止となった『香華 第二部 三椏の章』を10/18(日)にあらためて上映します。前編『香華 第一部 吾亦紅の章』を10/17(土)に臨時上映しますので合わせてお楽しみください。

当館では、7月に木下惠介作品上映会を再開いたしました。
今回の上映会に向けて、新型コロナウイルス感染症対策を実施いたします。
各回の定員数は通常より半分以下(40名)に設定いたします。

当日は、以下の対策を行います。

ご来場の皆様の健康を守るため、ご協力をお願いいたします。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

上映特集『美しく闘う―木下映画の彼女たち』
 木下惠介監督は、日本社会における女性像をモチーフに物語を描くのが得意だと言われます。木下映画のカメラが映し出す彼女たちは、戦前戦後にわたる膨大な変革と発展を迎える時代に、それぞれの立場から、女性らしい強みで社会と闘っています。
 男女格差、階級問題、因習との葛藤などの社会問題の中に、フェミニズムやヒューマニズム的な要素が見えてきます。没落華族、人妻、亡霊、母親、ストリッパー、芸者…様々な性格を持つ彼女たちは、ただ映画の中に存在する記号のようなキャラクターではなく、私たちの日常生活の中にもその姿を見つけられるかもしれません。
 本特集では、木下作品の中でも特に、美しい彼女たちの闘いを語ってくれる6作品を上映いたします。


【作品詳細】
『香華 第一部 吾亦紅の章』(1964年、88分、モノクロ、シネマスコープ)
監督・脚本:木下惠介 
原作:有吉佐和子 撮影:楠田浩之 音楽:木下忠司
出演:岡田茉莉子、音羽信子、田中絹代、杉村春子、北村和夫、加藤剛

【あらすじ】
母と娘の愛憎が入り乱れた年代記。第一部・第二部あわせて3時間半を越える木下惠介最長の作品の前篇。芸者として一本立ちした娘・朋子は、士官学校の生徒・江崎と恋に落ちる。

Ⓒ1964松竹

日程:2020年10月17日(土)
開場:上映30分前 上映:①10:00〜 ②14:00~
会場:木下惠介記念館(浜松市旧浜松銀行協会)
入場料:100円
定員:80名 50名
主催:木下惠介記念館
お申し込み:不要。当日受付のみ。上映一時間前より受付開始します。

■ 満員の場合は、入場をお断りすることがあります。ご了承ください。
■ 公共交通機関をご利用ください。お車でお越しの際は近隣の有料駐車場を
  ご利用ください。
■ 栄町パーキングをご利用の方には、事務所にて駐車券に駐車料金割引の
  押印をいたします。
■ 浜松駅バスターミナル3番のりばより全路線「鴨江アートセンター」下車。